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執筆者の写真Hideyuki Ikeda

9月9日記す 体軸の方向性

多分これは私の中でも奥義中の奥義たと思います。

このことを理解すれば実戦での効果は大きく負けることそんなにないのではと思えてしまいます。

弟子からすれば今まで教えてもらったことと違うということになりますが技術の理解は発展します。そのことはご容赦をお願いします。

このひらめきは販売用の動画撮影中にやってきました。元のブロキックボクサーとアウトサイトをどう取るかという話の中で私が普段弟子に説明しているのと自分は全く違う動きをしていることに気がついてしまったのです。そのときにひらめきがありました。実戦でアウトサイトを取ることができればとても有利です。でもそのアウトサイド取りが私にはそんなに難しくはないのです。それに気がついてしまったのです。新たな気づきに動揺し撮影は時間がかかってしまい監督には多くのストレスを与えてしまったことは申し訳なく思いますが自分の武術理論の新たな発展がありました。

私の自然な動きと私の理解が違っていたのです。

そこに正直動揺してしまいました。

陰の勁道を使っているのだと。

今まで方向を変えるのは足先だと教えていました。

でも実戦においては私は足先ではなかったのです。

足先から動くと足から動いてしまいます。

実戦では私は体軸から動いています。

それが私の強さの秘密てす。

本来なら人に簡単に伝えるものではないのですが、少しでも武術に真剣に取り組んでいる人の役に立ちたい気持ちからあえてお伝えします。

この文にたどり着いて読んでくれる人なら真摯に武術に向き合ってくれている人だと思うからです。

その体軸の方向性を決めるのは向きたい方向の手の親指だったのです。

手の親指は陰の勁道で下半身と繋がっています。

つまり腸腰筋を動かすことができるのです。

この親指を使うと楽にアウトサイトを取ることができるのです。

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