4月23日記す 五輪書から
- Hideyuki Ikeda
- 17 分前
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身のあたりという云う事
身のあたりは、敵のきわへ入こみて、身にて敵にあたる心也、。
少我顔をそばめ、我左之肩を出し、敵の胸にあたる也
あたる事
我身をいかほどもつよくなり、あてる事
いきあひ拍子にて
はづむ心に入べし、此人事入なるひ得ては
敵二間も三間もはげのくほどつよきもの也、敵死入ほどもあたる也、
能々鍛錬あるべし
訳
体当たりとは、敵の間際に飛び込み、身体で敵にぶつかることである。
自分の顔をややそむけ、自分の左の肩を出し、敵の胸にぶつかるのである。
ぶつかるには、こちらはできる限りの力で、呼吸を合わせてはずむように飛び込んでいくのである
こうして飛び込むことに修練を積めば、敵を二間も三間もはねとぱすほど強力となるもので、敵か死んでしまうまでにぶつかることがてきるものである。
よくよく鍛錬するように。
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