4月16日記す 「五輪之書」から「しっかうの身と云事」
- Hideyuki Ikeda
- 2 日前
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漆膠とは、入身に能付けてはなれぬ心也
敵の身に入時、かしらもつけ、身もつけ
足もつけ、つよくつく所也
人毎に顔足ははやくいれども、
身の退くもの也
敵の身へ、我身をよくつけ、
少も身のあいのなきやうにつくもの也。
能々吟味有べし
訳
うるし、にかわでつけたように敵の体にぴったりとくっつき、離れぬ呼吸をいう
敵の体によりつくとき
頭をも、体をも、足をも、すべてひったりと
くっつけてしまうのてある。
たいていの人は、顔や足は早くくっつけても
体は退いてしまうものであるが、
敵の体に我が体をよくつけ、、
少しも体にすき間のないよう
くっついてしまうものてある
よくよく検討するように。
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