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執筆者の写真Hideyuki Ikeda

9月8日 記す 統一体の動き

太極拳経の中で

不過不及 随曲就伸

という言葉があります。

行き過ぎず行き足りず、曲がった分だけ伸ばす

正に統一体のことを言っているのだと思います。

頭、胴体、上肢、下肢

身体全部が連携して動くことが統一体ですね。

首は力を入れずに背骨にのっけているだけにします。上腕が動くためには耳と肩隅(肩の真ん中のツボ)が身体を横からみて合っている位置にします。このことを沈肩といいます。上腕は肘の上の部分にあるツボ尺沢、前腕は肘の真ん中にあるツボ曲沢につながっています。

それを操作するのが人差し指(尺沢)、中指(曲沢)

です。

足の親指は手の親指とインナーマッスルを通して繋がっています。たから動く時には手の親指を意識します。

大腿部下らの動きではなく腸腰筋を使った動きになります。

足の親指に力が入ると足は虚になります。

足を指を抜かして考えてください。

足裏全体は下に力が入りますね。

足の親指を意識すると踵が浮き上に力のベクトルは向かいます。

例えば四角い本があってその端を大きな力で押さえると反対側の端が浮くのと同じです。

そのことによって肘にゆとりができ腸腰筋を通してスムーズに動けるようになります。

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