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執筆者の写真Hideyuki Ikeda

8月12日         歩くこと

よく膝を悪くする人がいます。基本的な歩き方を考えてみましょう。

足を前に出す時、意識的に出すと足を前に出すと膝から出すことになりがちです。膝から足を前に出すと大腿四頭筋が使われ膝が固定されてしまいます。手を前後に振りながら足を出すと手が後ろに引いた時足を出しやすくなり腰から足を出すことになりやすくなります。そうすると膝の負担もなく背筋も伸びます。ただ手を降ってから足を出すのは人前ではしにくいですね。膝から足を出した後に前後に手を振っても膝からの動きに変わりなく膝の負担となります。

足底をつけてから足の指を下ろすやり方だと足の指を下ろした時に手は後ろに行きやすくなり腰から足を出すようになります。

次に人差し指と中指を伸ばして歩いても自然に背筋が伸び腰から歩くことができます。上腕と前腕の勁道を使うことができるからです。

腰から足を出すと膝が固まらず膝の負担なく背筋が伸びます。

腰から足を出す歩き方をすることはとても大事なことです。

普段からの身体操作が変わります。腰から足を出すことにより体軸は使いやすくなるからです。膝から足を出すと体軸は作りにくくなります。

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