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執筆者の写真Hideyuki Ikeda

7月28日記す       動静之機

太極拳経の出だしに

太極は無極より生じ動と静の機であると

書かれています。

ただの言葉の理解ではなく書かれている意味を理解することが武術家には重要だと思います。

太極は動と静を含んでいる。

このことを理解することがとても大事だと私は思っています。

人間は生きています。

例えばタントウコウ

この動かない姿勢を取ることで内部のエネルギーはより流れるようになります。

関節は相反する極で連結しています。

力を込めて部分的な動きをするより関節を緩め連携させることで内部のエネルギーは流れます。

静中動てすね。

手を動かすときむやみに手を動かせば部分的な動きになってしまいます。

関節を合わせて動くことにより内部のエネルギーを使うことができます。

車が動いていても二台の車が同じスピードならその関係は静となります。

関節を合わせることにより静が生じます。

動中静てすね。

足は固定せず一点の変化で動くようにします。

→車輪のごとく。

このように解釈するだけで武術的に効果は出てきます。



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