top of page

7月28日記す       動静之機

太極拳経の出だしに

太極は無極より生じ動と静の機であると

書かれています。

ただの言葉の理解ではなく書かれている意味を理解することが武術家には重要だと思います。

太極は動と静を含んでいる。

このことを理解することがとても大事だと私は思っています。

人間は生きています。

例えばタントウコウ

この動かない姿勢を取ることで内部のエネルギーはより流れるようになります。

関節は相反する極で連結しています。

力を込めて部分的な動きをするより関節を緩め連携させることで内部のエネルギーは流れます。

静中動てすね。

手を動かすときむやみに手を動かせば部分的な動きになってしまいます。

関節を合わせて動くことにより内部のエネルギーを使うことができます。

車が動いていても二台の車が同じスピードならその関係は静となります。

関節を合わせることにより静が生じます。

動中静てすね。

足は固定せず一点の変化で動くようにします。

→車輪のごとく。

このように解釈するだけで武術的に効果は出てきます。



 
 
 

最新記事

すべて表示
4月18日記す 宮本武蔵

宮本武蔵がどういう人が会えないのでわかりません。でも彼の残したものから垣間見ることごできます。 彫刻や絵などやはり卓越してます。 五輪書を読んで 稽古に熱心に取り組むこと 研究すること 常に言っています。 彼が常に努力してきたことか伺い知ることができます。...

 
 
 
6月17日記す 「五輪書」から「たけくらべと云事」

たけくらべと云は、いづれにしても敵へ入込時、わが身のちぢまざるやうにして、足をものべ、首ものべて、つよく入、敵のかほとかほとならべ、身のたけをぐらぶるに、くらべかつと思うほど、たけ高くなって、強く入所肝心也、能々工夫有ぺし 訳...

 
 
 
4月16日記す 「五輪之書」から「しっかうの身と云事」

漆膠とは、入身に能付けてはなれぬ心也 敵の身に入時、かしらもつけ、身もつけ 足もつけ、つよくつく所也 人毎に顔足ははやくいれども、 身の退くもの也 敵の身へ、我身をよくつけ、 少も身のあいのなきやうにつくもの也。 能々吟味有べし 訳...

 
 
 

Comentarios

Obtuvo 0 de 5 estrellas.
Aún no hay calificaciones

Agrega una calificación
bottom of page