top of page

7月21日記す       推手

太極拳の対人練習の推手をあらためて考えてみたいと思います。

海に沈む太陽の光が人それぞれに一直線につながることは不思議でした。太陽も地球も丸くその中心がつながるからそこに立つ人それぞれにまっすく光が届くのだと今は理解してます。

推手では手を合わせて相手と向き合っています。

動けば力はぶつかります。相手と自分の体軸を合わせます。お互いの体軸の動きからそれぞれの関節の円運動をつなげていけば力はふつからず自分も相手も身体のエネルギーの流れができます。

例えば肩筋肉を丸く鍛えたマッチョの人は肩関節の中心と筋肉の中心が少しずれて関節の連携がしにくいかもしれません。肩関節の真ん中を意識して動く必要があります。

一つだけ円運動をしても力は繋がりません。ベルトコンベアのように円運動してもそれが連携することが大切です。相手の軸と自分の軸が合えば関節の動きもぶつからずに動けます。

推手はとても高度な訓練方法だと思います。

 
 
 

最新記事

すべて表示
4月18日記す 宮本武蔵

宮本武蔵がどういう人が会えないのでわかりません。でも彼の残したものから垣間見ることごできます。 彫刻や絵などやはり卓越してます。 五輪書を読んで 稽古に熱心に取り組むこと 研究すること 常に言っています。 彼が常に努力してきたことか伺い知ることができます。...

 
 
 
6月17日記す 「五輪書」から「たけくらべと云事」

たけくらべと云は、いづれにしても敵へ入込時、わが身のちぢまざるやうにして、足をものべ、首ものべて、つよく入、敵のかほとかほとならべ、身のたけをぐらぶるに、くらべかつと思うほど、たけ高くなって、強く入所肝心也、能々工夫有ぺし 訳...

 
 
 
4月16日記す 「五輪之書」から「しっかうの身と云事」

漆膠とは、入身に能付けてはなれぬ心也 敵の身に入時、かしらもつけ、身もつけ 足もつけ、つよくつく所也 人毎に顔足ははやくいれども、 身の退くもの也 敵の身へ、我身をよくつけ、 少も身のあいのなきやうにつくもの也。 能々吟味有べし 訳...

 
 
 

Comments

Rated 0 out of 5 stars.
No ratings yet

Add a rating
bottom of page