車を運転している時ふと気がついたことがあります。右にハンドルをきっているとき右手は肘から動かしています。左にハンドルをきるときはハンドルを握っている手から動いています。
そんなこと普段は気にしていませんが、自然な動きと頭で考えている動きとは違うことがあります。ハンドルを両手で握っている時は両手は身体の中心から動くので自然の動きになります。
頭の中では左右同じ動きをしていると思っているのではないでしょうか?
左右同じ動きではないのは心臓や肝臓の体内の位置が関係してます。
左は心系→縦の動き
右は肝系→横の動き
人間は自然に調整しながら動いているのです。自然に動けるのは体軸がしっかりしているときです。
左ハンドルの車でもアクセルは右、ブレーキは右で右足で操作しています。右足の方が膝から動きやすいからです。
競技用のトラックは反時計回りです。これも同じ理由からです。馬は四つ足なので競馬場は反時計回りとは限りません。
左右の動きから離れてしまうかもしれませんが外人と日本人と身体の使い方が違う場合もあります。
外人はノコギリを押して使う
日本人はノコギリを引いて使う
とよく言いますね。
なぜでしょう。
私は足の長さの違いだと思っています。
私が普通ノコギリを引く動作をしてみるとひいた
方がやりやすいです。
椅子などの上にたって同じ動作をすると押す方がやりやすいのです。
このように身体は身体の使い方、左右の違いから
常に同じとは限りません。
自然に調整して身体を使っているのです。
しかし部分的な筋肉を意識して使うとこの自然な調整ができないことがあるのです。
常に体軸を使い自然な動きを身につけることが大事だと私は思います。
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