1月18日記す 筋力トレーニングについて
- Hideyuki Ikeda
- 1月18日
- 読了時間: 2分
私の弟子に筋力トレーニングに励んでいる人がいます。確かに大胸筋が発達して肩もメロン形になっています。その人の価値観ですから私はなんとも言えません。私には一つの部位に大きな筋肉をつけてしまうと自然な関節な連携はしづらくなるのではというふうに思えます。では筋力トレーニングで見栄えのいい身体を作れないかと言えば作れます。一つの部位に相反する極からの筋肉をつけても十分見栄えはいいと思えます。
ただし機能的な筋肉の身体ではボディビルのコンテストでは通用しません。
ボディビルを目指すなら一つの部位ごとに筋肉を大きくしバリバリマッチョの筋肉お化けになる必要があります。その代わり機能的な動きは諦めることです。
機能的な身体をとるかバリバリマッチョを目指すかその人の判断です。バリバリマッチョなら武術は諦めた方がいい。どうしても筋肉の動きは一方向になってしまい肘の関節の捻りや膝の上下の動きができにくくなるからです。
大腿四頭筋がバリバリ鍛えているボディビルダーに走りにくくないですかというと走ることはしないという答えがかえってきました。メロン型で上腕が山のように盛り上がっている人に伸びのある素速いスピードのパンチを期待できません。
筋肉を見せびらかして生きることも一つの人生。否定はしません。
本気で武術に取り組むならそれなりの身体を作るべきです。
機能的な身体作りをするならどうすればいいか私の考えを伝えます。
機能的な筋肉トレーニングをするなら体軸から動くようにすればいいということです。
ボディビルダーの鍛え方は部位を固定してそれだけを発達させるようしているように見えます。筋肉トレーニングでも体軸からの動き関節を連携するように運動すれば機能的な筋肉のつき方になります。
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