1月15日記す 武術の解明
- Hideyuki Ikeda
- 1月15日
- 読了時間: 2分
武術を言葉て説明するのは難しいです。文章で残すのは辞めたほうがいいという意見もあります。それも一理あります。文字にすることにより誤解が生じる可能性があるからです。教えるとき私は伸筋と屈筋という言葉を使っていました。単に背中を伸ばすことを伸筋、腕を曲げることを屈筋という使い方でそのほうが説明しやすいからです。しかし私に会っていない文字だけ見た人はその文字通り取ればおかしいということになってしまいます。言葉の使い方にも気をつける必要があります。
私が実際できること、見ればわかること、会って説明を聞いていればわかることが文字にすれば文字だけの理解になってしまいます。文字だけで判断した人には池田は間違えているというふうになり私のやってきたことが誤解されてしまう危険性があります。
支点、力点、作用点もそうでした。技の説明をするために支点、力点、作用点で説明したところ専門家の物理学者から素人は困る何もわかっていない。と言われてしまいました。動きの中で私は様々に変化していくように説明したのですが支点、力点、作用点は動かないとすると私の説明は間違いになります。しかし私の説明たかったのは概念ではなく技です。
言葉で説明するのは本当に難しいです。
たから文字に残すのはやめろという意見もわかります。
あえて私は文字にすること、形にすることに挑戦していきます。
なぜなら先人たちが太極拳図説や太極拳経を残したからこそ今の私の武術があるからです。
生きているうちに私の取り組んだ武術を形に残して真剣に武術に取り組んでいる方のお役に立ちたいという想いがあります。
人を避難、中傷をするのは簡単ですがそれは生産的てはありません。
古い文化も文字があればこそ解明できたのです。そんな思いで私は自分の武術を残していきたいと思っています。自分が取り組んだ証として。
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