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9月29日記す        自然な身体操作と捨己従人

秘伝の連載の3回目の文章を書き終えました。

太極拳経の内容が広く広まるとは正直思えません。 直訳で武術的名内容を汲み取ることかかなり難解だと思うからです。

まずは自然の摂理を説いています。 

相反する極から自然が成り立っているということ。

私は最初何故太極拳経が捨己従人で締めくくられているのかわかりませんでした。

武術家として人に従うというのは抵抗があったからです。後発先至という言葉があれば納得します。

それか無いのてす。

人間も相反する極からできているとすると相手も相反する極でできてます。

逆らわず自然に従えば自然に有利な状態が生まれるのだと最近ようやく気が付きました。

あえて後発先至を書かなかってのだろうと思います。

そのあるがまま自然な状態が難しいてす。

そこに動と静、陰と陽、力と勁、剛と柔、順と背

などの概念の理解が必要でありそれを解説してくれたと私は思っています。

捨己従人

に尽きるのです。


 
 
 

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