横田基地で太極拳のクラスを持っていた頃、クラスのアメリカ人が日本語はとても難しいと言っていました。
何が難しいかと言えば数え方が変則なこと
例えば本は一冊、2冊と「さつ」
ペンなどイッポン、ニホン、サンボン、ヨンホン、ゴホン、ロッボン、
動物などイッビキ、ニヒキ、サンビキ、ヨンヒキ、ゴヒキ、ロッビキ
鳥はイチワ、ニワ、サンワ、ヨンワ、ゴワ、ロクワ
などなど
本当にそうですね。
それは日本語が発音の音の響きを優先しているからだと思います。
私にとってもそんな言葉があります。
頭寒足熱
これは「ずかんそくねつ」
と呼ばれています。
でも私の中では「とうかんそくねつ」のほうが本当はスッキリします。
頭部「とうぶ」
ずと発音すると下にいく言葉です。
頭は上にあります。「とう」と発音した方が私にはしっくりいきます。
太極拳の言葉ても
「捨己従人」
これは一般的には「しゃきじゅうじん」
私には「しゃこじゅうじん」の方が発音的には力があります。
「後発先至」は「こうはつせんし」
と言われていますが「こうはつせんじ」
この方が私には言葉の力があります。
公にするときは一般的な読み方を使いますが、クラスの中では力の持つ言葉を私は使っています。
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