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執筆者の写真Hideyuki Ikeda

6月9日記す       自然な動きとは

体軸を使った自然な動きと言ってもなかなか筋肉を使った動きに慣れてしまった人には理解されないようです。

左は肩からの動きで腰が緩みますね。右は膝を少し上に伸ばすことによって肘関節が緩みますね。

私からすると普段感じている感覚です。

感じません。よくわからないという人も多いです。

右側と左側の感覚の違いは肝臓が右側に大きく2つの腎臓の高さが少し違うことも影響してます。

自然に動くと右と左が自然に違ってくるのです。

太極拳経の最後の方に書いてある

多くの人が誤って近くを捨て遠きを求める

その言葉が深く心にしみます。

立ち方3年、歩き方3年

しっかり関節を繋がる練習がいかに大切か

自然な動きができるように基本をしっかりやらないと套路や型をしても無駄な力が入ってしまいます。

套路や型を自然な動きでやれば武術としても健康法としても自分の軸作りとしてもとても有効ですが、その自然に身体を動かすことがなかなか難しいようです。

毎日の日常生活のなかで腰を立て体軸を作ることはとても大切だと思います。

街中の人の歩いている人の背中を見るといい姿勢がどうかすぐわかります。正しい姿勢をしている人とそうでない人と比べるとそうでない人の方が多い。

私の正しい姿勢というのは命門から上下にベクトルが分かれて背中に張りのある姿勢です。

湾曲した背中の動きではありません。

毎日の生活の中で正しい姿勢を取ることは何より大切だと思います。

正しい姿勢が取れれば(体軸がしっかりできれば)自然な動きになるのです。

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