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6月30日記す       波動

執筆者の写真: Hideyuki IkedaHideyuki Ikeda

水に石を落としたら波紋ができます。水が多方向に動くからです。

二つの点があります。その点を繋げて引っ張ったら線になります。その点がそれぞれ反対方向に回転しながら動いたら線にはなりませんね。

相反する極からの動きは波動を作り出すと私は思っています。連動でなければ波動は起きません。

私が勁道の説明で人差し指を動かしましょう。

人に掴まれても力はぶつからずに前に手がでますね。そう説明しましたがある弟子が力がぶつかりますという。よくみるとその人は人差し指をその場で回転してました。人差し指が前に回転しないと次の関節に繋がりません。

螺旋とはそう言うものですね。その場で回転させてもその場で動くだけですね。円は中心からの動きです。タイヤは円運動しながら前に進むから求心力と遠心力が生まれます。その場で円運動してもすすみません。前に進めば軌道は螺旋になります。

例えば関節の肘自体が動いてしまったらそれは肘は円運動ではなく直線運動になってしまいます。各関節が相反するベクトルで動くそれが連動して波動の動きになるのではないでしょうか。

 
 
 

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