top of page
執筆者の写真Hideyuki Ikeda

6月26日記す       太極拳経の理解

動画を出しても誰でもできるわかりやすいものとは違って私の動画の反応は少ないです。それはそれで何も気にはならない。でもやっていることはそんなに簡単なことではないことがあります。

例えば座っている人をその人の下半身だけを触って立たせること。

部分的な筋肉だけの動きではおそらく立ちません。

わたしも太極拳経から剛と柔について考えてなかったら不可能だったと思います。

剛と柔について考えて考えて考えました。そこでたどり着いたのが剛は一方向、柔は多方向

座っている人を一方向だけの力では立たせることは難しいです。でも下腿(膝から下の部分)でもベクトルは別れている。そこで多方向の力を同時に加えてみました。なんと力がぶつからず座っている人が立ったのです。剛と柔の理解のおかげです。

相手がついてきたとき拳や一方向の掌ではなく一方向ではない掌、空拳、単鞭の時に使う勾手で受けると力がぶつからず受け流すことができます。剛ではなく柔だからです。

太極拳経の教えは本当に使えるのです。

太極拳経に感謝‼️



閲覧数:15回0件のコメント

最新記事

すべて表示

11月22日記す        身体ってとても良くできています

相反する極によって連結されているからです。 だからエネルギーが流れます。 球という形にこだわると套路も自然にできなくなります。 自然に動けばいいだけなのです。 身体が自然に動くことそれが一番。 丹田を作って抗力をいかして動くことをお伝えしました。...

11月21日記す        私の身体操作法

現代はたくさんの情報を得られます。 私が武術に取り組み始めた時は少ない情報の中創意工夫が必要でした。 今は情報が多すぎて自分が本当に必要な情報か見極めるのにも大変です。 長年武術に取り組んできて実感てきること。 身体構造は完璧てす。 実に精妙です。...

Comments

Rated 0 out of 5 stars.
No ratings yet

Add a rating
bottom of page