top of page

6月26日記す       太極拳経の理解

動画を出しても誰でもできるわかりやすいものとは違って私の動画の反応は少ないです。それはそれで何も気にはならない。でもやっていることはそんなに簡単なことではないことがあります。

例えば座っている人をその人の下半身だけを触って立たせること。

部分的な筋肉だけの動きではおそらく立ちません。

わたしも太極拳経から剛と柔について考えてなかったら不可能だったと思います。

剛と柔について考えて考えて考えました。そこでたどり着いたのが剛は一方向、柔は多方向

座っている人を一方向だけの力では立たせることは難しいです。でも下腿(膝から下の部分)でもベクトルは別れている。そこで多方向の力を同時に加えてみました。なんと力がぶつからず座っている人が立ったのです。剛と柔の理解のおかげです。

相手がついてきたとき拳や一方向の掌ではなく一方向ではない掌、空拳、単鞭の時に使う勾手で受けると力がぶつからず受け流すことができます。剛ではなく柔だからです。

太極拳経の教えは本当に使えるのです。

太極拳経に感謝‼️



 
 
 

最新記事

すべて表示
4月18日記す 宮本武蔵

宮本武蔵がどういう人が会えないのでわかりません。でも彼の残したものから垣間見ることごできます。 彫刻や絵などやはり卓越してます。 五輪書を読んで 稽古に熱心に取り組むこと 研究すること 常に言っています。 彼が常に努力してきたことか伺い知ることができます。...

 
 
 
6月17日記す 「五輪書」から「たけくらべと云事」

たけくらべと云は、いづれにしても敵へ入込時、わが身のちぢまざるやうにして、足をものべ、首ものべて、つよく入、敵のかほとかほとならべ、身のたけをぐらぶるに、くらべかつと思うほど、たけ高くなって、強く入所肝心也、能々工夫有ぺし 訳...

 
 
 
4月16日記す 「五輪之書」から「しっかうの身と云事」

漆膠とは、入身に能付けてはなれぬ心也 敵の身に入時、かしらもつけ、身もつけ 足もつけ、つよくつく所也 人毎に顔足ははやくいれども、 身の退くもの也 敵の身へ、我身をよくつけ、 少も身のあいのなきやうにつくもの也。 能々吟味有べし 訳...

 
 
 

Comments

Rated 0 out of 5 stars.
No ratings yet

Add a rating
bottom of page