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執筆者の写真Hideyuki Ikeda

5月6日記す 天 地 人

人は臍からエネルギーをもらい天のエネルギーで呼吸し地のエネルギーを身体に巡らしているのだと私は思います。生きるエネルギーの最初の入り口はお臍です。他のどこでもない。臍からエネルギーが全身に巡っているのです。母親から離れてもその巡るルートは変わっていないはずです。腎のエネルギーを巡らすこと。その事が大切だと陳正雷先生は講演でおっしゃっていました。その事が強く印象にあり、套路を練習する中で腎も強くなり血液の癌になっても腎にはダメージがなかったのだと確信してます。太極拳に私は救われたのだと思います。丹田は重要です。でも丹田を動かすことは難しい。ただ丹田を意識しても丹田を回転させて動かす事ができないからです。せめて丹田を意識して丹田付近の縦運動くらいしかできません。これでは丹田中心に気を巡らせません。臍を意識して起動とすると仙骨が動き腰を立たせる事ができます。そうするとスムーズに内勁を流す事ができます。臍を意識することで丹田が働くのです。呼吸で天の気を取り入れ足を虚にして地の気を借ります。重力は自然にかかります。上から下のベクトルでは身体の関節はつまります。涌泉穴をあけベクトルを下から上にして体軸を使うようにします。意識を上にすると自然に筋肉の影響を受けずに水穀の気は流れやすくなります。

多分このことを聞いてわけがわからない人も多いかもしれません。私が体感して得たことなのです。その経験から太極拳経を読み直すと太極拳経の理解がより深まりました。

我々捨てあるがまま自然に動く。

臍を意識するだけでいいのです。

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