top of page
執筆者の写真Hideyuki Ikeda

5月8日 動と静

太極拳経から思いついたことを気ままに書いてます。太極拳経では動と相反する言葉として静を使ってます。

動く、止まる

ではなく

動と静です。

関係性を感じさせますね。

分かれれば動、合えば静とも言っています。

車が動いたら動、別の車も動けば動

しかし同じスピードで並んで動くと2台の車の関係は静になります。

身体エネルギーでの動と静を関節から考えると相反する極を分けると動になり合わせれば静になるともとれますね。

身体操作では相反する関節の動きで動と静を考えることは重要だと思います。

統一体としての身体操作では左右のバランスが必要不可欠ですから。

太極拳経の

立如平準、活似車輪

という言葉を考えてみましょう。

上半身は天秤のようにバランスをとり下半身は車輪のように動く

私はそのような理解してます。

上肢はかってにバラバラに動くのではなく左右のバランスをとりながら左右の上肢は静の関係で動く。下半身は膝を利用し車輪のように動く。

そのことにより体軸からの動きが可能になります。

太極拳経の言葉一つ一つを考えていく作業は楽しいし、武術に役立てることができます。


閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示

6月12日記す       相反する極

太極とは相反する極との調和です。陰陽マークは勾玉の形が二つ、一つだけ見るとバランスが悪そうに見えますが二つ合わせると見事に左右のバランスが調和されている形です。 この相反する極がエネルギーの原点です。 ある人に聞きました。なんのために呼吸しているのですかと...

型や套路の意味

型や套路をやって実戦に使えるかどうか そんな疑問を持たれている人も多いのではないかと思います。 実戦に使える套路や型とは何か 自分で深く考えてみるこど必要なのではないかと思います。 ただ習ったからやれば強くなるというものではないと思うからです。...

6月9日記す       自然な動きとは

体軸を使った自然な動きと言ってもなかなか筋肉を使った動きに慣れてしまった人には理解されないようです。 左は肩からの動きで腰が緩みますね。右は膝を少し上に伸ばすことによって肘関節が緩みますね。 私からすると普段感じている感覚です。...

Kommentare

Mit 0 von 5 Sternen bewertet.
Noch keine Ratings

Rating hinzufügen
bottom of page