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5月1日記す        懂勁後愈練愈精、黙識揣摩、漸至從心所欲。

勁を悟った後も練習を積むとますます技は精巧になる。黙って会得する。徐々にこころの欲するままとなる。


筋肉の動きと勁の動きとでは明らかに違いがあります。部分的な身体的操作法から身体全体を使った身体操作を練ることにより技はより精巧なものになります。黙って理を会得し、自由に心の欲するまま動ける事ができるようになります。

勁とは流れるエネルギーです。部分的な筋肉の動きではないのです。日常生活の中にいかしてこそより自然な動きができるのだと私は思います。

武術はいざという時の対処法です。自然な反応ができることこそ一番大事なことなのだと思います。

 
 
 

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6月17日記す 「五輪書」から「たけくらべと云事」

たけくらべと云は、いづれにしても敵へ入込時、わが身のちぢまざるやうにして、足をものべ、首ものべて、つよく入、敵のかほとかほとならべ、身のたけをぐらぶるに、くらべかつと思うほど、たけ高くなって、強く入所肝心也、能々工夫有ぺし 訳...

 
 
 
4月16日記す 「五輪之書」から「しっかうの身と云事」

漆膠とは、入身に能付けてはなれぬ心也 敵の身に入時、かしらもつけ、身もつけ 足もつけ、つよくつく所也 人毎に顔足ははやくいれども、 身の退くもの也 敵の身へ、我身をよくつけ、 少も身のあいのなきやうにつくもの也。 能々吟味有べし 訳...

 
 
 

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