太極拳経、太極拳図説は私に大きな影響を与えました。知恵の深さにも感動しました。ただの概念で終わってしまっては勿体無いと思います。現に私は武術理論にたくさん救われました。交通事故にあっても大事にはなりませんでしたし、病気になっても腎が悪くなりませんでした。
体軸があってこそ腎は悪くならなかったのだと思います。腎は生命力とも繋がっています。
私が終活としてブログやXでお伝えしているのも拳理が役に立つものだからです。
自然界では太陽は東から西に沈みます。
自然界では陰の北は下、陽の南は上です。
太陽が昇る東は左、沈む西は右です。
人間も地の気をかり天の気をめぐらせています。
重力は上から下にかかります。人間の身体は下から上に使います。
左右で言うと心系の縦系から肝系の横系の動きが自然の動きです。
ではこの摂理を日常生活にどういかすか一例を上げてみましょう。
健康広場に来ている女性の方からの話し
階段を上がる時にかなりきつかったのが一段ずつ上がるとかなり楽ななるという話でした。
結局考察してみると右足をまず膝から出して一段上がります。左足も添えます。この順番で階段を上がるとかなり楽です。
逆にしてみます。左足の膝を出して一段上り右足を添えます。これは不自然に感じます。やはり右足の羽沢使うと楽なのです。右足を出す時右足を出すために実は左の腰も使っているのです。今度は階段を降りる例ですが、私の弟子の大学生の話し
父親と山登りをしたそうです。下りる時はかならず左から足を出していることに気がついたそうです。
そうです。階段も降りる時は左足から一段ずつ下りると楽なのです。
ちょっとした事ですが、腰の悪い人や足の悪い人には階段の上り下りは切実な問題です。知っていると役に立ちますね。
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