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執筆者の写真Hideyuki Ikeda

5月12日記す       日常生活に武術をいかす

武術をやってきて目指す武術というものがはっきりしてきでいます。

力のぶつからない武術であり、統一体としての武術です。

筋肉は部分でついているものであり随意筋主体では統一体にはなりません。

関節のスムーズな連携が統一体としての動きを可能にしますが、どこか一部でも力んだりするとうまく関節が連携できずに統一体の動きはできていません。

まずは体軸をしっかり作ることです。

お臍と翳風のツボ(耳の裏の首のへこんだツボ)

を繋げる。

お臍と両耳でも構いません。

そうするとしつかり体軸ができます。

普段の姿勢から気をつけるといいと思います。

お臍を意識して歩くと自然にハムストリングからの動きになり膝が自由になります。

自然な動きでは

左側は腰と型

右側は肘と肘

の動きになります。

左は心系(縦の動き)

右は肝系(横の動き)

だからです。

力まない事が大切なポイントです。

体軸を作り力まず全身の関節を連携して動くように普段の生活から取り組んでいきましょう。

昔は生活の中で自然に統一体としての動きが身についたものです。便利な世の中の現在はなかなか日常生活の中で統一体としての身体操作が身につけにくくなってしまっています。

お臍と耳を意識するだけでいいですから背中を伸ばすことを心がけてみてください。


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