丹田には上丹田、中丹田、下丹田という考え方もありますが、今の私がお伝えする丹田は下丹田になります。
球が転がるイメージをしてみてください。平面を転がるときの中心の移動軌道は直線です。
地面の形によっては地面に逆らわずに動きます。そこに遠心力と求心力の力が働きます
球の中心が動きの軌道を作ります。
中心から発する力、中心に向かう力てす。
勁道で考えてみましょう。
人差し指は左右の上腕と連動し身体の力を左右に運べます。中指は中心に向かう力です。
親指は足の親指と連動し上半身と下半身をつなげています。重心を動かすときに使えます。
その場での動きは人差し指から中指へ
動いているときは親指から中指へ
中指は中心とつながります。
上半身の重さの影響を受けている点を重力点、
下半身のからの重力点の接点を支持点とします。
軸は重力線と支持線をつなげたものてあり重力点と支持点との接点を丹田と私はとらえています。
つまり人の動きの中心を丹田と考えます。
丹田が動きの軌道を作るのてす。
両人差し指(上腕)で左右のバランスを取り両親指で下半身とつなげ車輪のような動きが可能になるのてす。
手の親指は背骨から腸腰筋を通して足の親指と繋がっていると私はとらえています。
あくまでも私の理解ですが。
私の太極拳経の理解は勁道を考えることでとても深まりました。
上半身は天秤のように下半身は車輪のごとく
このことが勁道を理解することで可能となりました。
昔の人は生活の中で身につけていたと思います。
上半身と下半身の接点が丹田と理解すると私は身体操作が深まりました。
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