top of page

10月26日記す        緩めるということ

緩めてしまうと力が入らず腑抜けになってしまう。これも一理あります。一部を緩めるとそうなります

緩めることによって流れを作るのてす。

身体の内なるエネルギーは流れています。血液もそう。津液もそう。

関節が緩まないと流れません。2つの相反する極が緩むことによって流れがてきます。

腑抜けとは違います。

上腕と前腕をつなげてみましょう。

つなげているつもりでも随意筋で動かすなら上腕と前腕が順番に動いていることでしかありません。

尺沢(肘の上の部分)意識して上腕を動かして曲沢(肘の真ん中)を意識して動かすと上腕と前腕が自然に連結します。

尺沢と繋がっている人差し指と曲沢に繋がっている中指を意識すれば上腕と前腕は簡単に連結します。

なんのための緩みかというと尺沢と曲沢の周りの筋肉がこの連結を邪魔しないためてす。

関節が連結するためにはその関節の周りの筋肉は連結を邪魔しないようにしなければなりません。

そのための緩みなのです。


 
 
 

最新記事

すべて表示
4月18日記す 宮本武蔵

宮本武蔵がどういう人が会えないのでわかりません。でも彼の残したものから垣間見ることごできます。 彫刻や絵などやはり卓越してます。 五輪書を読んで 稽古に熱心に取り組むこと 研究すること 常に言っています。 彼が常に努力してきたことか伺い知ることができます。...

 
 
 
6月17日記す 「五輪書」から「たけくらべと云事」

たけくらべと云は、いづれにしても敵へ入込時、わが身のちぢまざるやうにして、足をものべ、首ものべて、つよく入、敵のかほとかほとならべ、身のたけをぐらぶるに、くらべかつと思うほど、たけ高くなって、強く入所肝心也、能々工夫有ぺし 訳...

 
 
 
4月16日記す 「五輪之書」から「しっかうの身と云事」

漆膠とは、入身に能付けてはなれぬ心也 敵の身に入時、かしらもつけ、身もつけ 足もつけ、つよくつく所也 人毎に顔足ははやくいれども、 身の退くもの也 敵の身へ、我身をよくつけ、 少も身のあいのなきやうにつくもの也。 能々吟味有べし 訳...

 
 
 

Comments

Rated 0 out of 5 stars.
No ratings yet

Add a rating
bottom of page