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執筆者の写真Hideyuki Ikeda

10月14日記す        地と勁道

太極拳経にある車輪のように動くとはどういうことでしょう。

地面に体重を上から下に下ろしたら車輪のような動きにはなりません。重心が下にかかるのと同時に体重は上に向かわなければ車輪のような動きにはなりません

それを可能にしているのが腸腰筋です。腸腰筋は背骨から骨盤を通して足先まで繋がっています。

手の親指は腸腰筋を通して足の親指に繋がっています。

この勁道を利用すると重心移動がとても楽にてきます。

動いているときは手の親指、止まったら天の中指に連結します。そうすると中心に集中することができます。

それが気沈丹田。

套路では動くときは親指を動かし止まったら中指を意識します。

その場のときは人差し指を動かし止まったときは中指を意識します。

このことをわかっているととても有効です。

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